Discordの「独り言」過去記事はアーカイブに転載作業です
現在4分の1くらいを移行しました。
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みなさん、こんにちは☆
いつもは主語をボカして記事を書いているのですが、
本日の内容はボカすとわかりにくくなるので、
久しぶりに直球で書いてみようと思います。
さて。
先日イケハヤさんがVoicy(プレミアム)で
「 関わってはいけない人5選 」
というテーマでお話をされておりました。
けっこうブーメランな内容が多かったようにも思いますが、
5選のうちのひとつに、
「テイカーとは関わるな」というのがありました。
本日は、この「テイカー」について考察してみたいと思います。
テイカーというのは。
Give and TakeでいうところのTake。
つまり「与えられる人、奪う人」という意味です。
その反対は「ギバー」で、こちらは「与える人」です。
中間として、バランスを取る人を「マッチャー」といいます。
世の中のほとんどの人は「マッチャー」です。
イケハヤさんは、上記のうち「テイカーとは関わるな」と言っているわけですが。
では、イケハヤさんは、どうなのでしょうか?
皆さんは、どう思いますでしょうか?
彼は「ギバー?」
「テイカー?」
それとも「マッチャー?」
・・・。
私は。
イケハヤさんは「ギバー」タイプだと思います。
与える人、ですね。
しかし。
ギバーといっても、一言でまとめれるものではなく、
いろいろなギバーがいます。
イケハヤさんは「戦略的ギバー」だと思います。
キングコングの西野さんや、元ZOZOの前澤さんも
同様のタイプだと思っています。
「私のそばにいたらアナタ達にも甘い蜜を吸わせてさせてあげますよ」
という戦略です。
こういったFAKEなGIVERによる戦略には、
まだ適切な表現が存在してなさそうなので、
仮にこれを「ギバーマネジメント」としてみます。
ギバーマネジメントは、
最初に「バラマキ」をするのがひとつの特徴かもしれません。
餌をばらまいて、ある程度の人数が集まったところで
一気に回収をするという戦略ですので、
本質は「マッチャー」か「テイカー」です。
そもそもですが、
もし本質的にもギバーであったなら、おそらく成功はしません。
心から「与える人」であり「見返りを求めていない」だと、
本当に見返りはやってきませんので、
「搾取されるだけの人」で終わることがほとんどだと思います。
世の中、「本当に見返りを求めていない人」に大金をトランスファーできるほど、余裕ある人なんてあまりいませんから。
よほど運が良くなければ、「真のギバー」が成功することはないかと思います。
成功している人は、見返りを受け取るシステムを構築しているから、成功しているのです。
それはつまり「真のギバー」からは程遠い存在です。
・・・話がややこしくなってきましたが。
いまはSNS等の普及により「悪い噂」が拡散しやすくなったことに起因して、
「信用の時代」などと言われます。
そのためNFTにおきましても、
とくに海外では『CC0(権利放棄)』という仕組みを採用しているPJが多く、
これらもギバーマネジメントといえるでしょう。
「ギバーマネジメント」は今後はあらゆる経営における戦略の主流になっていくのではと思います。
それらの中身が「本当のギバー」ではないことは上述したとおりですし、
「エセギバー」も問題視されるケースが多くなってくると思いますが。
ギバーが良くて、テイカーが悪いという話ではなく、
重要なのは、「バランス」だと思います。
そして、「ギバーマネジメント」をするのであれば「パッケージ」が非常に重要かと思います。
ではイケハヤさんの話に戻りますね。
私は、彼が「ギバーマネジメント」をしていると思っていますが、
初めはかなり「善良なギバー風」のパッケージでした。
コミュニティも健全なものであったように見えました。
これが。
ある時点からあきらかに急速に変化を起こしました。
それは「APPのローンチ」です。
・・・
APPのローンチ前。
CNPのフロア価格はかなり上昇しておりました。
イケハヤさんはこのころ感情のスイッチが「無敵モード」に入っており、
「王者の戦略が取れるようになった」と繰り返しておりました。
もはや我々が国内NFTの頂点であることは揺るぎないだろうという自信に満ち溢れておりましたね。
しかしそうはいっても、
まだまだ小さい日本NFT市場ですから、
ゴールは「世界的なブルーチップ」だったと思いますが、
それも可能だという自信も持っていたのではと思います。
それが。
APPのローンチにより、状況が一変しました。
APPローンチが、成功しすぎたのですね。
少なくとも、フロア価格においては。
・・・APPローンチまでは、私から見てイケハヤさんは、
「ギバー」として上手にバランスをとって立ち回りをしているなと感じておりました。
「私はギバーです」というパッケージは、上手に機能していたと思います。
しかしAPPの成功で、
「イケハヤ・ブランド」が、一夜にして高騰しました。
「NFTで成功するにはイケハヤさんに気に入られなければいけないんだ!」という
「イケハヤさんの教祖化」が一気に加速しました。
そしてイケハヤさんも、これ以降では
「我々は選ぶ側の立場だ」という主張を繰り返すようになり、
イケハヤさんに選ばれた人にしか権利は付与されないのは常識化し、
AL磨きなる単語も生まれました。
APPローンチ後、明らかにイケハヤさんの「ギバーマネジメント」の天秤が、
「テイカー」に傾きました。
そして極めつけは、LLAC。
ここのファウンダーさんは、
イケハヤさんとは密な関係の人なので、
APPよりも自分の影響力が及ぶ「肝いり」のPJだったのだと思います。
坐禅というガチホ半強制が正義とされ、
Voicyでは毎日「ウォレットを審査している」という情報発信がなされました。
これらの一連の動きにより、
イケハヤさんら頂点にいる人が、すべてのジャッジを下せるという
ピラミッドシステムが完全に表面化され、
それに従えない人は排除するという体制は明確化したと思います。
APPで獲得した信頼(give)を、
LLAC以降からは回収(take)するぞ。
そんな思惑を強く感じる流れでした。
・・・。
さて。
イケハヤさんのギバーマネジメントの天秤が「テイカー」に傾いている
今の状況は、果たしてどのような結果へと向かうのでしょうね。
未来はいつでも、神のみぞ知るところです。
しかし。
確実に、界隈のPJには不穏な気配が漂い始めているように感じます。
APP前には「CNPはブルーチップを取りに行く!」という自信がみなぎっていましたが、
いまのイケハヤさんからはそんな余裕は感じられません。
APPでの成功により「ギバーの仮面」が割れてしまい、
テイカーの顔が見えてしまっています。
イケハヤさんを信じている人は、地の果てまで一緒についていくのでしょう。
しかし、ブルーチップを獲得するために必要である「界隈以外の支持」を獲得することは、
もう難しいのではないかなと。
「テイカーには関わるな」というVoicyを聞いて、そんな事を思ったしだいでありました。
・・・
「Giver or Taker」という議題で考察をいたしましたが、
そもそも「真のギバー」なんてほとんどいませんし、それが最善だと思っているわけではありません。
真のギバーだと、ただのお人好しで終わってしまいます。
今回の内容は、
「自分がトップになって物事を支配したい性質が極めて強い人」の問題なのかもしれませんね。
ではでは。
よい休日を!
※「イケダハヤトさんはいつから変わったのか?」という題名に対して、「昔からそうだお?」といういう異論は認めます(^^)