こんにちは、あけみひよこです。
2023/05/10、私はアンチ君を5体揃えました。

迷わず、フロアから揃えました。だってどれもアンチ君じゃないですか・・・。
本当はすぐにでも揃えたかったのですが、そうしなかった理由があります。

【みんなこのすごさを理解できるのか】


ーーNFT界隈の人たちが、夢見さんがしようとしていることのすごさをどのように評価するのか。

私の中で1つ0.1ETHを越えたら買うのをやめようと決めていました。なぜかというと、このNFT冬の時代に、一人でエアドロしたコレクションが0.1までいったら、不自然です。
夢見さんの能力が評価された金額になるので、旨味が正直ありません。

私はウォーレンバフェットを尊敬しています。
すごく能力の高い会社が安値で放置されているときに大量に買うという手法をとる有名な投資家です。
つまり認知のゆがみが起こらないモノには手を出さない人です。私も同じようにします。

例えば、私は不動産投資家でもありますが、狙うのは相続物件ばかりです。「安くていいから手放したい」という相続人に価格交渉をして安く買うと言う方法をとります。売るのが素人なので、信じられない価格で買えることが多いです。首都圏と大阪に相場の半値以下の物件で相場以上の賃料で貸しています。(色々工夫はしているので相場以上で貸せる)

つまり、夢見さんを不動産と見立てていたわけです。みんなが夢見さんの能力を理解できないのなら割安で流通すると。

ふたを開けてみると、0.03ETHでした。
割安すぎました。安すぎるでしょう。

【夢見さんの能力をどう評価したのか】

一言で言うと、「個人ビジネスに長けた人」(以下、個人ビジネスマンと呼ぶ。私の作った言葉)です。
自己顕示欲や見栄がないから実利オンリーでビジネスを捉えられる人です。

個人ビジネスマンは固定費を拡大させません。売上と連動して発生する変動費の割合が圧倒的に高い人です。変動費は倒産に追い込むほどの経費にほとんどなりません。売上が縮小すれば、変動費も縮小します。理論上プラスの利益が出ます。

私もわりと変動費の人なんですが、夢見さんほど徹底していません。事務所は二つ借りているし、正社員も一人雇っています。優秀な社員なので逃がしたくないので退職金制度も作って固定費をかけています。固定費分収益をあげる、というプレッシャーには常にさらされています。つまり、私のほうが倒産リスクが夢見さんより高い、みたいな感じです。

だからこそ、夢見さんのやり方がとても理想的に見えます。

NFTは新しいモノでしかもオワコンな空気が流れています。始めにして終わる、みたいなせつない空気が流れています。それを誰も口にしないで「ガス代」のせいにして生きているみたいに見えます。

この状況、こけるのか伸びるのかわかりません。
だからこそ、夢見さんのように変動費のビジネススタイルは非常に環境適性が高いです。

どっちに転んでもつぶれないようなスタイルです。
「え、でも夢見さんはシールを無料で配っているから赤字スタイルではないか」という声もあるかもしれません。

実は、このシール戦略すごいんですよ。

【夢見さんのシール戦略について】


私のような商売人歴20年の人間から見ると、シールは販売即売品、もう少し言うと、広告品です。

本質広告費だと思っています。
さらにこの広告費は様々なアーティストに描いてもらっているので、SNSとの相性も抜群です。

アーティストが描きましたと発進すれば、そのアーティストのファンが認知します。
アーティスト一人一人の影響力が小さくとも、アーティストの数が増えていけば、ロングテール的にファンの数が拡大していきます。

ファンの数が拡大すれば、認知が拡大します。
つまり、無料で夢見人形さんのコレクションを広告宣伝しているのと同じ状態になります。

それだけじゃありません。実は一定数セールスにつながっていきます。

【シールをもらうためにコレクションを買う】

憧れのアーティストのシールが欲しい場合、コレクションを買わなければいけない。
シールは無料でもらえるのですが、そのためにはホルダーになる必要があります。

もちろん、ここで9割以上の人が諦めると思います。
「チェッ数千円かかるじゃないか」と。

しかし、1割以下の人たちは「シールが欲しいから買う」になります。
実は、私も夢見人形さんのシールが欲しいからドールのコレクションを集めた一人です。いま正確に数えていないですが、10体ぐらい持っていると思います。

数が増えれば、もらえるシールの数が増えることがあります。だから、私は夢見人形さんのドールを大人買いしました。そういう人が数人います。

https://opensea.io/collection/dollymedoll

コレクションのアナリティクスを見れば、私以外にも大人買いした人たちをたくさん確認出来ます。

つまり、シール自体が認知&購入行動へと導いているのです。
そう考えると、シールは無料でも十分にペイが出来るということなんですね。

こんなことを他に考えたファウンダーがいましたか?私は他に見たことがありませんよ。

個人ビジネスマンであり、マーケティングスキルにも長けています。しかも独創的な発想でビジネスを展開しています。

この能力は0.1ETHフロアまで行くほどに認知されていたら、私はそんなに旨味がないと思ってアンチ君を5体揃えることはありませんでした。

さいわいにして、0.03程度のフロアでいてくれました。これは、市場のゆがみです。
市場がちゃんと彼の能力を評価していないので、安値で出ている状態というわけです。

私はここまで確認しないとプロジェクトを買いません。

【アンチ君の本当のやばさ】

アンチ君のコレクションのやばさにどれほどの人が気づいているでしょうか。
1,600人に1枚ずつ無料で全部配っています。
ガチで自律分散されたコレクションになっています。

これは、夢見さんもおっしゃっていることですが、「売り圧になりにくい」という強みがあります。だいたい、売り圧がすごくなるのは、大量に作品を買ってもらうアローリストの仕組みがあるからです。

実は、私の出したくま五郎とクマーベル(くまベルプロジェクト)もAL大量配布で完売したコレクションです。売り圧はもちろん発生しており、ミント割れも起こしています。

夢見さんは両方のコレクション(アンチ君、ドール)のフロア価格を0.03ETHで安定させています。
自律分散を意識したマーケティングの仕組みを独自で作ったことが今の強さを表しています。

話を戻します。

アンチ君はさらに応用が利いていて、5体以上持っている人にコラムを書く権限をくれました。
その上、3,000文字以上書いたら執筆料が1,000円+アフィリエイト収入が入る仕組みです。

私がアンチ君に使った予算は、ガス代込みで2万円ぐらいです。
執筆料金が1,000円で、すでに5%リターンです。
とんでもないです。別に配当じゃなくて執筆料金だから違法でもなんでもないけれど、実質利回りに近い状態・・・。(利回りではないが、実質)

こんなにホルダーに還元をしていいのでしょうか。
また、ここに夢見さんのビジネスマンの手腕を感じさせてくれます。

私が高いガス代払ってでも5体を揃えようとハートを撃ち抜かれた手法を最後に紹介します。

【コラムでさらに認知を広げる〜お客様の声的機能】

このコラムもまた、夢見さんへの認知にも広がります。様々な人が夢見さんやNFTについて赤裸々に書かずにいられません。

コンテンツの質が異様に濃くなりますし、はっきりと正直に書けるおかげで言葉に力が与えられます。

人間は本音を書くとき、最も力が発揮されます。
夢見さんは、私達5体揃えた運営メンバーに広告費を投資しているようなものです。

しかもただの広告ではなくて、ガチの本音のコンテンツとなることでコンテンツが強くなっていきます。

私はこの仕組みに気づいたとき、みんなが夢見さんの才能に気づく前に、つまり0.03で出ている間に買わなきゃと思い、5体慌てて揃えました。

独創的で面白いマーケティングのドラマを見るべく、夢見さんと一緒に運営メンバーになってみませんか?
そして、私と一緒に本音の記事を書いていきませんか?

ぜひお待ちしております。