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みなさん、おはようございます✨

さて。
予告しておりました
「DMDはどういうポジションを構築したいのか」の
コミュニティ編。

に、入る前に。

「私が文章にこだわる理由」というお話を挟もうと思います。

DMDのコミュニティ構築におきまして、
けっこう文章による発信の比重も
大きめに設計しているからです。

そこを説明しなければ、コミュニティ設計の話が正確にできないので、
一度「わたしの文章についての考え方」のお時間をくださいませ。

さて。
「今の人は【文章】を読まない」と言われております。

私がロードマップサイトを作成する時。

最先端だと言われているウェブサイトをたくさんリサーチしました。

どのサイトも、エフェクトやデザインが素敵ではありましたが、
色々みているうちに、「結構、どのサイトも似ているなあ」と感じてしまいました。

理由は、すぐにわかりました。

どのサイトも、「画像をメインにした構成」だからです。

最先端のサイトというのは、最新のセオリーをきっちりと押さえて作成しています。

そのセオリーには「今の人は文章は読まないから、長文なんて書いちゃダメ」というのがあります。

私もWEB2事業を長くしておりますので、ECサイト業界でも、
「文章じゃなくて画像!」というセオリーが強くあることは、実感しております。

しかし。
私は、これを「絶対に正しいセオリー」だとは、思っていません。

私も未熟者なので、偉そうな事は言えませんが、
「今の人は文章を読まない」のではなく、
「読んでもらえるだけの魅力ある文章を書けていない」
という側面もあると思っているのです。

もちろん、本当に文章を読むのが苦手な人も、増えてはいると思います。

しかし、それは世の中に、読む価値のある文章が減っているからだとも思います。

そして、「読むべき場所」の提供も大切です。

「ここは文章を読む場所です」というデザインがされたサイト設計にする必要があります。

私がDMDのロードマップを作成するときには、
「テキストをサイトデザインの中心にした設計」にしました。

テキストというのは、デザインとして優れたパーツでもあります。

画像ばかりのサイトは、文字が無くて楽だと思われがちですが、
実は、結構しんどい要素があります。

画像は、「純粋な画像なのか、リンクなのかがわからない」という点です。

クリックしたら次のページに飛ぶものなのか、ひと目では判断しにくいのです。

加えて、サイト内の画像なのか、広告なのかもわかりにくいです。

画像だらけだと、リンクと広告も入り混じった状態になりがちで、
結構、それはそれでシンドいし、
どこをクリックした良いのかわかりにくくて、「迷子」になる面があるのです。

なので、DMDのロードマップは、テキストをメインデザインにして、
外部リンクはほとんど無い状態にしております。

もちろん、アフィリエイトなんて置いてませんし、
独自ドメインで作成しているので、lit.linkなどのプラットフォーム表記もありません。

文章は多いけど、シンプルさにはこだわっていますので、
意外と疲れないようにサイト設計しているつもりです。
(文章を見た瞬間に疲れる人もいるとは思いますが)

文章自体を、読んでいただくかどうかは、自由です。
どちらでも良いのです。

訪れたときに「おっ。何か変わったサイトだな」と感じてもらうことが重要でした。

ロードマップは性質上、
「9割以上の人が最初の1度しか訪れないサイト」になります。

そこで重要なのは、その1回で「運営コンセプト」を感じてもらえる事ですので、
その目的にそったサイトデザインにしたつもりです。

昨今の「画像一辺倒」でデザインされたサイトばかりのなかで、
DMDのサイトは、独自性のある、目を引くデザインになっていると思います。

それは、多くのサイトが
「今は文章ではなく画像(および動画)の時代」という固定観念に縛られているからだと思います。

サイトは画像中心で構成しなければならない、という思い込みが、
同じようなデザインのサイトばかりを量産する縛りプレイになっているのだと思っております。

いくらデザインセンスやエンジニアとしてのスキルがあっても、
「ちゃんと自分の頭で考えて作っている」ところは、
思いの外、少ないなと感じます。

画像中心にすべき場所、文章を多くすべき場所、その中間の場所。

状況に応じて最適解を導き出すべきだと思っております。

・・・前置きが長くなりました。

私は文章の持つ魅力を、高く評価しております。

ツイッターではスペースなどの音声配信が有力コンテンツになっております。
もちろん、音声で伝えるのも、すごく良いアプローチだと思います。

ただ、そもそも、音声と文章は、性質がまったく異なるアプローチだと思っています。

一見すると、文字と音声は、
「中身は同じで、提供のしかたが違う」
だけにも思えますが、性質がかなり異なります。

音声で重要なのは、「話の内容」よりも、「話し方」です。
声の質感や、イントネーションの心地よさなどです。

完全に同じ内容を話しても、
伝わり方がまったく異なります。

不快な声質のヒトの話は、良いことを言っても、ぜんぜん響きません。

話の上手い人の言うことは、何も中身が無くても、とても面白いし、説得力があります。

音声でのアプローチでは、「話し手のテクニック」が最重要項目になっていると思います。

他方、文章はどうでしょうか。

文章も、テクニックは非常に大切です。

しかし、音声に比べて「中身のロジック」がなければ、読み応えのある文章にはならないでしょう。

文章はロジカルなものなのです。

音声では「音楽のように、楽に聞ける」という部分がある一方で、
ロジカルなことを音声で正確に受け止めるのは、けっこう難しいです。

スピードや抑制が話し手に委ねられているので、
うまくケムに巻かれたら、
思考が話し手の思惑に流されやすくもなります。

文章は、人によっては、読むのがシンドいかもしれません。
しかし、ロジカルな情報を求めているのあれば、
むしろ文章のほうが、正確ですし、楽に取り入れることができる手段だと思っております。

このへんは、人によって大きく差はあるとは思いますが、
言いたいことは、
「文章もそれほど捨てたものではない」
ということです。

お届けできる総数は、音声よりも少ないかもしれませんが、
読んでくれた方には、
強く、そして正確に伝わるのが文章だと思っております。

私はフォーマルな文面も得意ですし、論文も死ぬほど書きましたし、ラフな文面も。
状況に応じて自由に書けると思いますので、
文章での情報発信の適正はあると思います。

なので、DMDのロードマップは文章を中心にしたデザインにしましたし、
Discordも基本的には「雑談と独り言」の2WAY仕様にしました。

独り言のページは、あえて、私以外が書き込めなくしております。
「ここは文章を読む場所です」という設計も大切だからです。

「皆さんは、読んでくれても良いですし、読まなくても良いんです。コメントしてくれなくても良いですし、好きにしてくださいね」という意思表示です。

最近、雑談で「独り言よみました」というご報告をいただける事が多いので、
そこも、もっと楽にしていただけるように「独り言、読みましたよスタンプ」を準備しております。

「コメントしてあげないとカワイソウだから、しておいてあげようかな」
という義務感を読み手に生じさせるのは、労力の押し付けだと思っているからです。

より楽に、より自由に、よりシンプルに。

そのように参加していただける設計にしたいと思っています。
※もちろん、それでも雑談に感想をくださる方のメッセージは、めちゃくちゃ嬉しいです!

以上が、私が文章を重要な要素と考えている説明となります。
もちろん、単純にしゃべるのは苦手、という理由もあるのですが💦

でも、今後は折に触れて、スペースも頑張って参加していきたいなとは思っております!

ではでは。
次回は、今回の内容も踏まえた上で、
「DMDが考えるコミュニティのポジション」のお話をさせていただきたいと思います!

SeeYou✨✨