みなさま、いつもコメントやリプありがとうございます(´ω`)
デスクトップPCで作業する時。
いままではバランスボールを椅子代わりにするGoogleオフィススタイルだったのですが、
ネットで普通のPCでチェアを買ってみました。
組み立て式だったのですが、
最近のは説明書がすごく簡素なのですね。
あまりに唐突に組み立て説明がはじまるのでビックリしました。
もう組み立てることになんて慣れてるでしょ?
と言わんばかりのざっくりした説明書だったので、
けっこう手間取ったのですが、先程なんとか組み立て終わって、いま文章を書いております。
さて。
NFTの話です。
数日前にイケハヤさんがフリーパスを発行し、
その後の界隈の展開などを見ていて、
色々と思うところがありましたので所感を述べたいと思います。
まず、フリーパスについては、良いものなのか悪いものなのか、私にはまだ結論はわかりません。
イケハヤさんがフリーパスを発行した日、IHBですぐにそのリンクが貼られていたので、
私も初動から動きを見ておりました。
パスの性質についてはほとんど見極めることができてはいなかったのですが、
明らかにこれまでとは異なった方向性の動きだなと感じました。
イケハヤさんが出したあと、その界隈の人達が我先にとパスを発行するという動きがありましたね。
私も、少し迷いました。
この時点では、パスについての性質は、多くの人がまだわかっていない状態でしたし、
BOTが大量に買っていることも、まだほとんど気がついている人はいなかったと思います。
Manifoldというものはこのときに初めて知りましたが、
少し調べた限り、すぐにでも簡単に出せる仕組みになっているので、
やろうと思えばその日のうちにパスを発行できるのはわかりました。
交換可能になるフリーパスというのが、
自分のコレクションにおいて、プラスになる可能性があるのかもしれないので、考えました。
そして周りの動きを見ていて強く感じたのは「やるなら今日中にやらないといけないのだな」ということです。
3日も経過したら、もう遅すぎると判断される性質のものなんだろうな、と。
イケハヤさんが出したあとで、その周りの人達がこぞってパスを出したのですが、
『この熱狂の渦に乗っかって自分もパスを出したら儲けられるぞ』
という思惑を強く感じました。
この空気を感じて、私はパスを出すのはやめることにしました。
今は、です。
今後パスを出す有効性があると判断すれば、その時は出すかもしれません。
しかし、NFTにおいて「とにかく早く動いた者が勝つ」という土俵で勝負するのは、
自分が参加する場所ではないのだと、あらためて考える機会になりました。
最新の情報を取り入れることは大切だと思います。
NFT自体が、最新のツールなわけですから、
世間的には、NFTを使っている私たちは、アーリーな人種なのだと思います。
しかし。
その中でも、「今日トレンドになったこのツールを、どれだけ早く使ってリリースするか」というのは、
また別次元で考える必要があるなと思っております。
1日どころか、1時間でも早く使った人のNFTに価値が付く、というのは、
私の考える「価値」ではありません。
NFTの価値とは、「運営者の哲学」に付くのかなと、思っております。
その哲学に共感した人が、NFTを買うのだとしたら、
そこに込められたメッセージは大きくは2種類に分類される気がします。
■■■■
①『私達についてきたら簡単に儲けさせてあげましょう』(仮にビジネス思考のPJとします)
②『私達のPJで楽しい経験を作っていきましょう』(アート思考のPJとします)
■■■■
これらは、完全に分断されているものでもないと思います。
ビジネス思考のPJにも経験がありますし、
アート思考のPJにも儲けられるギミックはあります。
ビジネス思考のPJがリリースしたゲームは、
ほとんどの人は、それ自体を楽しむ目的ではなく、
そのゲームを利用すると儲けられるのか、を目的にしていると思います。
運営も、その点を重視した設計にして、PRしています。
アート思考のPJでも、儲けたいという思考はついてまわります。
NFTなので、価値があるものにしないと、
持っている人に見放されれますので、
価値づけは考えなければいけません。
性質はグラデーションにはなっていますが、
運営がどちらに重きを置いているかで、
明らかに傾向は分かれると思います。
いまのNFTで市場を制圧しているのは、
間違いなくビジネス思考のPJですね。
ビジネス思考の人達は、
先述したような新しいツールは、
いち早くに乗っかり、リリースして、マネーを集めます。
初日に動いた事が称賛され、NFTの価値として、フロア価格があがります。
それがビジネス思考が支配している日本NFTの現状であることは、間違いないでしょう。
とにかく新しい情報を1分でも早くキャッチして、
それらのツールの性質など考慮する時間など必要としません。
とにかく「実験」「行動」の名のもとに、「乗っかるのが正義」の哲学で動く人達ですね。
それが実際に「結果」となるのが現状ですから、
それもいいでしょう。
しかし。私はそのマネーゲームからは、降りようと思います。
今日リリースした人のNFTには価値が付く。
3日後にリリースした人のNFTには価値が付かない。
私はそんな「価値」を求めていません。
ビジネス思考のPJでは。
あらゆるコミュニティに参加して、
最新情報をチェックし続けて、
AL配布をしてもらうには運営の課したわかりにくい条件をよく理解して、申請をする必要があります。
「それをすれば儲かるぞ」というようなビジネス思考のPJが好きな人達に、
認められなくても良いです。
DollyMeDollは、日本のNFTの中で、
フィジカル特典の配布にもっとも力を入れていると思いますし、
特典を受けるために「コミュニティへの貢献」などは一切必要ありません。
Discordに参加していただいてさえいれば、
特典のアナウンスはeveryoneのメンションで通知させていただきますので、
エントリーフォームに記載していただければ、しばらくしたら郵送で届きます。
DollyMeDollの最新情報を常にチェックすることを強いるつもりはありません。
今後、NFTでの新しいツールについては、
きちんと吟味したうえで、必要があれば利用するし、
必要がなければ使いません。
Manifoldも使うことがあるかもしれませんが、
我先にの「椅子取りゲーム」には参加しません。
私の考える「価値」は、それとは別のところにありますので、
これからもきちんと運営を続けていきたいなと。
そんな感じで思っております、というお話でした。
ではでは。